Case Study

問題解決ブログ

レーザー溶接案件①

とあるお客様から業務用食品家電製品に使用する板金部品の御依頼がありました。

使用用途等、更に詳細をお伺いすると板金部品を蝶ネジで固定することを考えていたが、

万が一にも食品に落下してはいけないのでボルトと板金部品をTIG溶接しようと考えているということもわかりました。

弊社ではレーザー溶接機を導入しており、溶接歪みの少ないきれいな接合が可能ですと御提案したところ御採用頂けることとなりました。

添加剤を使用せず母材同士を溶接(共付け溶接)することで、部品削減及び落下の心配を解決することができ、お客様に大変喜んで頂くことができました。

ボルトと板金部品

レーザー溶接部

レーザー溶接機のメリット

①    局所加熱により溶接歪みが少ない

②    微細加工が可能(レンズにより異なりますがレーザービーム径が約0.6mm)

③    非接触溶接であるため電極の取り回しに左右されない

 

もちろんレーザー溶接にもデメリットがあり、部材同士を密着させる必要があります。

密着精度がよくないと溶接ができない、クラックが発生する等の不具合につながりますが

治具作成に長けた弊社技術者により問題なく溶接することができました。

溶接は治具8割といわれるほど重要であり、生産性にも大きく関わるため非常に重要となります。

 

「この部品溶接したいんだけど?」というようなご質問でも

一度お気軽に弊社までお問い合わせ下さい。

弊社、営業技術がお困りごとを解決致します。

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