Case Study

問題解決ブログ

移管案件③

以前とある企業様からの移管案件について問題解決ブログでご紹介したことがありましたが、今回は前回とは別の製品での話となります。

前回同様、新規に金型を作成するのではなく移管元企業様で使用されている金型にて量産を行ってほしいという御要望です。

移管の際、金型図面がなく実物をトレースするような場合もありますが、今回は図面がありましたが、弊社プレス機で使用できるよう金型調整後に実際に加工してみると、寸法公差から外れた製品が出来ました。改めて金型図面を確認したところ「調整ブロック」の記載があり、これを入れ替えて他製品と共用金型として使用していたことが判明しました。

当然金型図面には他製品と共用となっている旨の記載はなく、加工後に初めて判明したものです。

移管元企業様にお問い合わせしましたが、該当製品の調整ブロックの存在自体認識しておらず、新たに設計し新規作成することとなりました。

新規作成したブロック

  

このように移管案件が順調に進むことは稀ですが、当社の経験豊富な技術者により無事に製品サンプルを納品することが出来ました。

今後も知識、経験、技術で様々な問題を解決していきます。

 

既存金型による製品移管で何かお困りごとがございましたら、

一度お気軽に当社までお問い合わせください。

当社、営業・技術がお困りごとを解決致します。

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